菊芋とは?

○菊芋について

菊芋は、北米原産のキク科ヒマワリ属の多年草で、その球根を食用とすることができる食物で、菊のような黄色い花が咲き、根はイモのように食べることができることから「菊芋(キクイモ)」と名前がつけられました。
またアメリカやヨーロッパでは体に良い食物として、長く利用されていました。
この菊芋が近年、その主成分であるイヌリンが血糖値やコレステロールの抑制に効果があり、菊芋を摂取している糖尿病の患者さんの中で体調を回復した人々が現れているということが、テレビや雑誌等で取り上げられた結果、健康に気をかける人々からの支持が増えてきています。

○菊芋の期待される効果

菊芋は食品であって薬ではありませんが、その効能については研究機関等によって、体調の改善に作用する効果があるとのデータが出てきています。特にその主成分であるイヌリンは、水溶性の食物繊維で根菜類等に含まれる成分の一種類ですが、他の食物と比べて菊芋に多く含まれており、 その効能として以下の様なものが上げられます。

①糖質の吸収抑制
イヌリンはデンプンのような糖質と違って、消化分解されずほとんど体内に吸収されずにそのまま体外へ排出され、体内の糖分を取り込んで一緒に大腸へと運んでくれる働きがあることから糖質の吸収を妨げ、血糖値を下げる効果が期待されています。

②整腸作用
イヌリンは腸内の善良なバクテリアを活性化させる整腸機能効果があるとされています。

③ダイエット効果
菊芋の主成分はイヌリン(食物繊維)であり、通常のイモ類と違いデンプンはほとんど含まないことから低カロリーであり、ダイエット食材としても捉えられています。

菊之助本舗の菊芋

私たち菊之助本舗は、日本最北の稲作地と称される、北海道の北にある遠別町にて菊芋を育てています。本来菊芋は北米原産の作物であり、そういう意味でも遠別町は原産地に近い良好な環境にて菊芋栽培を行える場所と言えるでしょう。
私達はこの北の大地にて、丹精こめて菊芋を育てておりますので、どうぞ「菊之助本舗の菊芋」のご用命のほど、どうぞよろしくお願いいたします。